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「天覧演奏会」



 平成17年9月10日 天皇・皇后両陛下の行幸啓を仰ぎ天覧リサイタル開催。

  邦楽界の歴史上個人のリサイタルに両陛下のご光臨は初めての出来事。


天覧演奏会にて
「一の谷嫩軍記を語る」
於 紀尾井ホール




演奏後
於 紀尾井ホール貴賓室



演奏後
於 紀尾井ホール貴賓室






【海外公演】


 鶴賀若狭掾は邦楽家としては海外での仕事が非常に多い方だ。

  プロフィールにも列記しているが、フランス・南米・アメリカ・ロシア・韓国と様々な地域で 新内を演奏している。 外国の方が新内を理解でき楽しめるのかと疑問を持たれるが、当然であろう。
  しかし結果は大絶賛である。鶴賀若狭掾のモットーにある「見て聴いて楽しい新内」を実践し八王子車人形の「西川古柳座」と共に出かける事が多い。
「東海道中膝栗毛」の「弥次喜多」 「くずの葉」などを人形浄瑠璃として上演している。
 
 「弥次喜多」は新内の中では数少ない「滑稽物」だ。  鶴賀若狭掾が「コトバ」(芝居でいえば台詞)の部分を現地の言語で語って聴かせると、こちらが驚く程 受ける。
ブラジル公演の時は観客が床を鳴らして大笑いの合唱だった。公演後は感動したお客様から 抱きつかれていた。

 「滑稽物」だけでなく、シリアスな作品でも高い評価を得られた。
  ニューヨーク公演では鶴賀若狭掾の声を「官能的な声」と表現され不思議な発声だという評価を受けた。 外国の方でも楽しむ事ができるようだ。
  最近ではアメリカの大学でのレクチャーや子供達へのワークショップの依頼が多い。 写真にある通り彼らは非常に熱心に質問し、興味深く三味線を楽しんでいる。

 今後もチャンスがあれば積極的に世界中を廻り、公演はもとより、ワークショップといった啓蒙活動を 続けていく。



フランス公演


中国視察
















若狭掾・伊勢・アメリカ大学生




アメリカの大学にて




アメリカの子供達に三味線の指導




熱心に習う子供


【国内での活動】


 鶴賀若狭掾の新内啓蒙活動の中で重きを占めているのが、地方での演奏活動だ。

 毎年、一年の半分は海外公演や地方公演で東京を留守にしている。
 単発的な公演もあるが、毎年恒例という演奏活動も多い。
 


高山市での流し1

高山市での流し2


 まず、写真にもあるが、岐阜県の高山市、ご存知の通り歴史ある町並みを見事に保存している 日本でも稀な文化的で美しいところである。毎年夏頃、その美しい町並みの中、新内流しをしている。実に風情がある。

 徳島県は人形浄瑠璃発祥の地といわれている。近年、昔から徳島の各地にある農村舞台を復活させ地元の芸能だけでなく様々な分野の催し物を行い、保存していこうという活動が活発である。
 鶴賀若狭掾はその活動に深く関わっている。
 第一回目は徳島市から車で2時間程の山の中にある。拝宮農村舞台。深い木々に囲まれた神秘的な 舞台だ。それ以降平家の落人で有名な祖谷農村舞台、阿南市の林崎農村舞台と毎年新内を演奏している。今後もゲストとしてだけでなく、アイディアを出し、積極的に応援していくつもりである。
 石川県の白山市は最近市町村合併でできた面積の広い市である。そこの松任地区の松任学習センターの中にコンサートホールがあり、鶴賀若狭掾が名誉館長を務めている。俳人の加賀の千代尼で有名な その地区は文化活動の盛んなところである。毎年数回、企画から参加し演奏会を続けている。 その他にも松任寄席としてゲストを迎え江戸の芸を、紹介している。
 山形県とも縁が深い。20年に渡り新内の出稽古をしている。地元の舞踊家との公演も定期的に 行っている。鶴賀若狭掾のそば好きは知人の中ではかなり有名な話で、山形の山奥にある蕎麦屋は お気に入りで、その為だけに出かける事もある。山形の蕎麦は実に美味しい。
 
 その他にも挙げるとキリがないが、長野県の松本市や大阪、北海道等全国に鶴賀若狭掾の 活動は及んでいる。これからも新内啓蒙の為、継続して地方へ出かけていく予定。







林崎農村舞台



徳島県祖谷農村舞台にて



徳島県拝宮農村舞台にて
(撮影 喜多義祐)




徳島フォーラムにて娘伊勢と