第5回新内若木会教室発表会

1306081.png平成25年7月13日(土) 14時開演

赤城神社ホール(東西線神楽坂駅から徒歩1分)

木戸銭1000円

お問い合わせ:鶴賀伊勢吉(090-5390-2447)

 

 

新内 これからの予定

新内節 第四若手伝承考研修発表会

主催: 新内協会 文化庁助成事業

場所: 紀尾井ホール、小ホール(東京都千代田区紀尾井町6-5)

日程:2013年9月29日(日)

 

 

日本舞踊 章会 5月4日 国立劇場

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日本舞踊 章会 (あきらかい)
長唄、清元、義太夫、常磐津、新内

新内 新作 だるまさん
出演 鶴賀若狭掾一門会
浄瑠璃 人間国宝 鶴賀若狭掾 ほか
三味線 鶴賀伊勢吉 ほか
舞踊 藤間仁章

鶴賀若狭掾は 学校公演や海外公演を通じて邦楽の普及振興の活動を続けています。 その活動演目の1つにもなればと願い、子どもも楽しめる作品として作りました。

平成25年5月4日(土) 
国立劇場(大劇場)
開場10時30分 開演11時
入場料 5000円(自由席)

このブログをご覧になった方には無料の入場券をお送りします。
お名前、住所、演奏会日付、入場券の枚数を次のいずれかの方法でお知らせください。

Eメール: tsuruga11@nifty.com
ファックス: 03-3260-1804

第3回若手伝承者研修発表会 3月24日 紀尾井小ホール

1303041.png(画像をダブルクリックすると拡大します)

邦楽演奏会 - 3月23日 国立劇場小劇場

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(2012年の海外公演) ポーランドとラトビア公演

●ポーランド・ラトビア公演記

昨年の東北大震災直後に行ったポーランド公演は、昨年に本誌にその紀行文を掲載したが、その時の公演が縁で今年の7月に招聘された。
クラクフ市から南へ約120キロ程にあるスターリ・ソンチと言う小さな古いそして静かな町がある。
この町でアーリー音楽祭が開催される。1年前に始まったこの音楽祭の企画は「音楽の対比―ヨーロッパとアジア」と題して、アジアの文化と習慣を紹介するコンサートである。昨年の第一回は中国とイランが参加し、今年は日本とインドが招かれた。この音楽祭の音楽芸術監督が、昨年クラクフで公演した我々の公演を観て招聘することを決めたのである。クラクフの知人を介して打診があったのが昨年で、私は快く引き受けた。
今回のメンバー構成は、新内3名、能2名、八王子車人形1名、日本舞踊1名、尺八1名、箏1名、通訳1名の計10名。
演目は新内の「日高川入相花王」を基礎台本とし、能と日舞の「道成寺」を加えて脚色した。清姫が安珍を追う場から日高川へ飛び込み向う岸へ渡り、そして鐘入り迄を、日舞・人形・能を新内の語りと尺八・箏のコラボレーション演奏も交え、日本伝統芸能の魅力と調和の美をモチーフとした。

1301111.pngポーランド・ソンチでの公演

伝統芸能の海外公演はその時のコンセプトによって種々な上演形態が在る。
古典を正当に純粋にそのまま演奏する事は勿論大事であり重要である。
私は日本の素晴らしい古典を演奏し聴いて頂く事は、日本を理解する上で貴重な機会と考えているが、尚その上に大切なことは演目の内容を分かり易くしてエンジョイして貰う。それは日本を理解することで私の文化交流使の使命でもある。
その為にテロップや詳しい解説の添付や解説者の舞台上での説明も必要である。
これは日本国内でも行われているが、今や日本人も外国人も古典に於いては同じレベルの知識の近年であるから当然であろう。
私はまた、より理解を深めて頂く為に、古典芸能演者による古典演奏手法によって楽しく判り易い、観て聴いて余り難しくない題材を見つけて脚本を創っている。
ヨーロッパでは得てして難解でストーリー性の乏しいそしてよりムズカシイ、また精神性を前面に出したような作品が受けると聞くが、私にはそのような能力もないし、自分の求める方向性に合わないので、日本の美を分かり易く表現したい。
且つその上に更に理解して貰う為に現地の言葉で演奏する(語る)事が多い。
今まで約30カ国歴訪演奏をしているが、半分以上の国の言語で語って来た。
演目にもよるが、なるべくコトバの部分を原語で語る。語学力のない私であるから苦労も非常に多い...けれども楽しく汗を掻いている。
然し今回のポーランド語は大変に難しい。世界一難しいと言う人もいる程なので遠慮した。ロシア語もバルト3国もやはり難しく無理でやはりお手上げで中止した。

少し余計なことを述べて遠回りしてしまったが、スターリ・ソンチでは今迄にない素朴な街の環境と舞台であったので、観客とのコミュニケーションが取り易く、日本伝統芸能の紹介と文化交流としての使命役割を果たせたと思う。
ここで知り合った人からメールが時々届き、また来て欲しいと言われる。
当地での公演は一回とセミナーの一回で三味線音楽の説明や実演をした。
滞在中に日本人に1人も見かけなかったが、日本語を勉強する15歳位の女の子がいて日本への関心は高いと感じた。

車で1時間半ほど走ってクラコフへ向かう。クラクフはポーランド王朝の時代の都で、今でも中世の雰囲気遺す素敵な古都の街並みが多くの観光者を呼ぶ。
昨年は3月で寒くてあまり街を見物しなかったが、今回は7月で1年の中でも最も好季節なので昼も夜も閑を見つけては観光して歩いた。
 昨年の当地での公演に引き続き2回目の今回は劇場も同じマンガ館であった。
今年は天皇皇后両陛下が当館をご訪問なされて10周年にあたり、その記念事業として、館の主催として開催された。
公演当日は7月11日で私の誕生日であった。公演前にレストランでシェフ達がバースデイケーキを私の所へ持ってきて祝ってくれた。海外での暖かいお心に対して胸が熱くなる。
公演はチケットソールドアウトの満員であった。演目はソンチと同様。
カーテンコールには全員の即興で数曲を短く演じた。
終演後のレセプションではクラクフ市の市長はじめ日本との関係深い方々や、山中全権大使ご夫妻そして世界的映画監督のアンジェ・ワイダさんもお越しになった。
ワイダさんは「地下水道」「灰とダイアモンド」「カティンの森」等を作り、世界中にフアンを持つ有名な社会派の監督であり、私もファンで今年お会い出来るのを楽しみにしていた。監督は大変な日本贔屓で、日本文化を高く評価しており、ご自身も京都で日本画を学んだそうで絵もお描きになる。

1301112.pngポーランド公演 映画監督アンジェイ・ワイダ氏と

残念ながらお互いに言葉が通じず、通訳を介しての会話であったが、今回の公演を楽しみにしていたとの事で、出演者一同嬉しく良い思い出となった。
何歳だか忘れる程に忘れ得ぬ感動の私の誕生日であった。
明くる日は3時起床してバスでワルシャワ空港まで移動。経費節約の交通手段。
飛行機で1時間半ほどでラトビアの首都リガ市へ到着。

昨年の10月に八王子車人形と一緒に着た場所である。
その節にラトビア駐在の長内大使ご夫妻と気が合ったと言うかご懇意になって、その後も神楽坂で会食してより親交を深めた事によって今回のリガ公演が実現した。
ポーランドとは近いし、復路に寄れる道順なので是非リガでも公演をしましょうとの双方の思惑が一致しての公演であった。とは言え此の実現は長内大使のご尽力がなければ無理で、われわれの来たいとの気持ちだけでは全く実現不可能であった。
大使ご夫妻の献身的なるご努力には感謝致し、感激するばかりであります。
13日の本番当日は、移動疲れの中でリハーサルと夜の本番。若いと張り切る私にも些か疲労が隠せない。合間をみては横になり休み休みで臨戦態勢...を整える。
演目はポーランドと殆ど同じであった。
(因みに昨年は車人形の演奏で、演目は「八百屋お七」と「佐倉宗吾郎・甚兵衛の渡し」であった)大きな会場も満員であった。皆さん静かに鑑賞して頂き有り難い。
ポーランドもラトビアも日本への関心は高く、特に日本文化には憧れと尊敬心を抱いているし日本に好意を持っていると感じた。
当夜も盛大なる拍手の中にカーテンコールとなり幕となった。
長内大使ご夫妻も大変お慶び頂き、我々も安堵と喜びに浸った。

1301113.pngラトビア公演舞台で

さあ明日からは希望者のみで滞在を延長してラトビアのヴァカンスである。

●バルト3国

バルト海に面した3カ国は北からエストニア・ラトビア・リトアニアと並ぶ。
3カ国ともほぼ北海道程の同面積の小さな国で、高い山がなく最高地で約300米で、殆ど平坦地である。河川が多く湖沼が何千と有る。
3カ国とも小国である為に苦難の歴史を余儀なくされてきたが、1991年にソ連邦から独立し、其々がNATO・EUにも加盟している。3カ国とも国土風土は似通ってはいるが、民族・言語・文化・歴史を異にしている。
昨年の秋には3カ国を八王子車人形と共にバス移動で巡回公演をした。
エストニアは大関の把瑠都関の出身国であり、リトアニアは第2次世界大戦中にナチス・ドイツの迫害を受けたユダヤ人難民に同情した杉原千畝がビザを発給して6000余人の避難民を救った美談が今に残る。
ラトビアはその中でも一番素敵な国で、特に首都のリガはお洒落な街である。
世界遺産の旧市街は美味しいレストランも多く、ファッショナブルな街として若者を惹き付ける。日本では未だ観光ガイドブックにそれほど紹介されてないので観光客が殆どいない。余り知られたくない気もする。
1301114.pngラトビア子供服店でファッショナブル!!
住み着きたくなる魅力溢れる国に5日間滞在して、歴史と文化に触れて満喫した。
それは長内大使ご夫妻の心温まる厚情によるもので、一般の旅行者には分からない知らない素敵な場所へ案内をして頂いた。何とも幸せな体験の休暇であった。
1301115.pngラトビア大使令夫人とバルト海の夕陽
私は世界約30数カ国を歴訪し公演をして来たが、殆どの国が日本を日本人を好意的に感じている。そして日本の歴史、文化、伝統に深い憧憬と尊敬の念を抱いているように思える。また日本の伝統文化に造詣の深い人が多い。
1301116.pngラトビア大使公邸にて ラトビア民族音楽家と
日本文化を研究し理解し、多くの学生は日本を知りたいと学び、日本へ行きたいと望んでいる。それに反し昨今の日本の若者は日本の伝統の美を知らない。
日本の優れた伝統を知らない。だから誇りと自信を持てない。
世界中で日本人程優れた国民はいないと私は自負するが、日本人程自国の伝統を大事にしない国は外にないと嘆く。
日本人が海外へ行って伝統芸能の事を尋ねられて困った人が多いと聞く。
情けない話だがそれでは国際人とは言えないだろう。
現代の混沌とした不安定な世の中であるからこそ、精神の安定と心の豊かさが求められる。そこに文化芸術の存在の価値観が見直されると思う。
我々伝統芸能者の出番であると期待し、国の応援も期待している。
鶴賀 若狭掾

ご挨拶 鶴賀流11代目家元 新内節人間国宝 鶴賀若狭掾

目まぐるしい世相を余所に今年も7月はポーランドとラトビアへ11月はシンガポールとの3ヶ国に出かけました。

二度とも国の要請ではなく現地からのオファーでしたから、出発までの準備が今までになく骨が折れました。特にポーランドとは英語での交渉でしたので苦労しましたが、公演は国々で楽しく有意義な出会いが多く、文化交流の役目を果たして来ました。

この公演での主演目である「道成寺」を今回は凱旋公演致します。新内の「日高川入相花王」をベースにして、能の鐘入りを加え、車人形と日舞との四者のコラボレーションにて舞台を構成しました。それと古典の名曲「明烏夢泡雪」の素浄瑠璃です。上の段を私が語り、下の段を鶴賀伊勢次郎改め鶴賀伊勢吉が語ります。鶴賀伊勢吉への改名記念演奏ですが、正式な演奏会は改めて開催する予定です。その節には、宜しくお引き立てのほどお願い申し上げます。

政治の変革が始まりましたが、来年はどのようは世直しが起こるのでしょうか。国難はまだまだ続きそうですが、先ずは健康第一です。来年もご家族お揃いで良い一年でありますようにご祈念申し上げます。本日は年末のご多忙の処、ご来場賜り有り難うございました。

(新内の会 平成24年12月22日)

新内合同研修演奏会 ご挨拶

ご挨拶
本年も早や残すところ1ヶ月となりました。
今年も国の内外で多くの事件や事故が多発しました。
悲惨、残酷で暗い出来事の中で一つの明るいニュースは、京都大学の山中仲弥教授のiPS細胞の開発でしょう。
生命科学の常識を覆し、あらゆる細胞や臓器となるとされるiPS細胞は、難病に苦しむ方々の朗報であり、医療革命をもたらすといわれます。
神の領域に入ったような人間の英知かも知れません。
山中教授は50歳の若さでノーベル賞の受賞、そして文化勲章も受章したのです。
理由も判然としない不透明なるお上からの受賞もある中で、誠に健やかで爽やかなる受賞であると感じる人が多いようで、私達にも嬉しい快挙です。
出来る事なら声帯もiPS細胞で若返りたいが、芸も若くなってしまっては・・・。
日本の歴史も文化も芸術も技術もそして国民性も、世界に訪れるものであります。
我らが新内もそのーつでありますから、自信と誇りと責任を持って継承伝承して、稽古に励んで邁進したいと存じます。
残り少ない本年もどうぞご健勝にてお過ごし頂き住い新年をお迎え下さい。
新内協会理事長 鶴賀 若狭禄

鶴賀若狭掾 新内の会

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平成24年12月22日(土)
午後3時半開場 午後4時開演
紀尾井町ホール

詳細は左の画像をクリックしてご覧ください。

大関「稀勢の里」とお座敷で

大関「稀勢の里」とお座敷でほろ酔い気分。

日本人力士、頑張って!!!

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新内の始祖、「初代 鶴賀若狭掾」の記念碑

新内節の祖である初代鶴賀若狭掾は1716年に現在の福井県敦賀市で生まれた。
若い頃に江戸へ下り芝の高輪に住む。

宮古路豊後掾の門人であった富士松薩摩の門下となり富士松敦賀と名乗っていた。その後師と決別し朝日敦賀太夫と名乗りっていたが、朝日の苗字は公より禁止された為に出生の地の名を取って、1751年に鶴賀若狭掾と改名し鶴賀節の祖となる。
「明烏夢泡雪」「若木仇名草(らん蝶)」「伊太八」等を多数作曲し、シンガーソングライターとして活躍し新内を世に知らしめる。1786年没。

今年の10月22日に初代鶴賀若狭掾の顕彰碑が、福井県敦賀市内の由緒ある気比神社大鳥居の前に設置され、その除幕式が行われた。顕彰碑は高さ120センチ、幅150センチ、厚さ30センチで御影石を自然石風に仕上げて台座の石の上に据えられた。表には大方右のような文と、裏には私の名前と設置に尽力した方の名前が刻まれる。長く市の誇りとして顕彰される事となった。

当日は敦賀市長を始め関係者と市民が集まり、碑の前で私と鶴賀伊勢次郎で記念演奏を披露した。

新内の祖を祀る千歳烏山の「幸龍寺」に於いて〝若狭祭り″を催しているが、顕彰の石碑の建立は初であり、新内の伝承継承者が減少する現在、誠に有り難く深く感謝を申し上げる次第。初代鶴賀若狭掾も、亡くなられた諸先達の方々もさぞお喜びの事と存じ感激した。

鶴賀若狭掾 「邦楽の友」より

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(左) 顕彰碑前で河瀬敦賀市長と

(左下) 11代鶴賀若狭掾が除幕式で挨拶

(下) 顕彰碑裏面

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ご挨拶 新内協会理事長 鶴賀若狭橡

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新内 これからの予定

■ 10月 邦楽公演
邦楽鑑賞会 琵琶の会・新内の会  新内の会
場所: 国立劇場小劇場
日程: 10月13日(土)
開場: 15時
出演: 鶴賀若狭橡、新内仲三郎、鶴賀伊勢次郎、他
木戸銭=一般 4,000円, 学生 2,800円
全指定席
お問い合わせ:国立劇場チケットセンター等
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2012/10105.html?lan=j
それとも:
https://ticket1.ntj.jac.go.jp/Play?koencode=25012101
http://ticket.ntj.jac.go.jp/index.html

■ 「新内合同研修演奏会」
日程:2012年12月2日(日)
場所:神楽坂劇場(牛込箪笥区民ホール)

■ 鶴賀若狭掾 新内リサイタル
日程:2012年12月22日(土)
場所:紀尾井ホール、小ホール(東京都千代田区紀尾井町6-5)
演目:道成寺(日高川)
出演:
 鶴賀若狭橡
 松井彬(能)
 西川古柳(車人形)
 花柳貴比(舞踊)
 鶴賀伊勢一郎
 鶴賀伊勢次郎
 他

■ 新内節 第三若手伝承考研修発表会
主催: 新内協会 文化庁助成事業
場所: 紀尾井ホール、小ホール(東京都千代田区紀尾井町6-5)
日程:2013年3月24日

 

 

邦楽鑑賞会 (10月13日 国立劇場)

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新内 これからの予定

■  10月 邦楽公演
邦楽鑑賞会 琵琶の会・新内の会  新内の会
場所: 国立劇場小劇場
日程: 10月13日(土)
開場: 15時
出演: 鶴賀若狭橡、新内仲三郎、鶴賀伊勢次郎、他
木戸銭=一般 4,000円, 学生 2,800円
全指定席
お問い合わせ:国立劇場チケットセンター等
http://ticket.ntj.jac.go.jp/index.html
それとも:
https://ticket1.ntj.jac.go.jp/Play?koencode=25012101

■ 鶴賀若狭掾 新内リサイタル
日程:12月15日(土)
場所:紀尾井ホール、小ホール
演目:道成寺(日高川)
出演:
鶴賀若狭橡
松井彬(能)
西川古柳(車人形)
花柳貴比(舞踊)
鶴賀伊勢一郎
鶴賀伊勢次郎


 

鶴賀若狭掾便り・・・2012年9月2日新内浴衣会演奏会挨拶

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鶴賀 若狭掾のラジオ放送があります!!

鶴賀 若狭掾のラジオ放送があります!!

9月15日 (土) 午前11時~11時50分

NHK FM  《邦楽百番》

演目  「酔月情話」 (花井お梅)

浄瑠璃: 鶴賀 若狭掾
三味線: 新内 仲三郎
上調子: 鶴賀 伊勢一郎

通常の演奏会ではあまり語られない部分も抜かず45分間たっぷりとお聴きくださいね.

㊟  関東甲信越地方は16日(日)午前5時~5時50分放送

 

 

【鶴賀 若狭掾新内浴衣会演奏会】

1208091.png 平成24年9月2日(日)
午後12時半開演・午後7時頃終演予定
場所■神楽坂劇場(新宿区牛込箪笥区民ホール)

特別ゲスト■八王子車人形・花柳貴比

★詳細はチラシをご覧くださいね。

皆さま
鶴賀 若狭掾浴衣会の案内です。
お弟子さん達が暑さにも負けずお稽古しました。
江戸の粋で少しは涼しくなりますかな・・・

◆鶴賀若狭掾一門浴衣発売!!◆

1208031.png暑いですね。

ポーランド・ラトビア公演は大成功でした。
公演記は後日、報告いたします。

今年は久しぶりに一門のお揃いの浴衣を作りましたよ。
紺地の新内らしい粋な浴衣です。
この機に是非皆様にもお召しいただきたいと存じます。
9月2日(日)には浴衣会もあります。(別途報告)
その時にご一緒に着ましょう!

お申込み
tsuruga11@nifty.com
jiro-changenki@i.softbank.jp (伊勢次郎携帯)
03(3260)1804  電話・FAX共

★一反  15,000円(送料込)
(お仕立てご希望の方はご紹介します)

新内 これからの予定

■ 鶴賀若狭橡 浴衣会
     日程: 9月2日(日)
     場所: 神楽坂劇場(牛込箪笥区民ホール) 

■  新内節 第二若手伝承考研修発表会
主催: 新内協会 文化庁助成事業
場所: 紀尾井ホール(東京都千代田区紀尾井町6-5)
日程: 9月18日(火)
開場: 17時 
開演: 17時半
出演: 鶴賀若狭橡、鶴賀伊勢次郎、他
木戸銭 2000円, 全自由席
お問い合わせ:紀尾井ホールチケットセンター
Tel: 03-3237-0061

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暑中お見舞い申し上げます

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ポーランド公演

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第3回新内節若木会 教室発表会

1206041.png第3回 鶴賀伊勢次郎 新内節若木会 教室発表会

 

平成24年7月1日(日) 14時開演

赤城神社ホール(社殿地下1階)

木戸銭 1000円

お問い合わせ:鶴賀伊勢次郎 tsuruga11@nifty.com

 

 

 

新内 これからの予定

鶴賀若狭橡 浴衣会
日程: 9月2日(日)
場所: 神楽坂劇場(牛込箪笥区民ホール)

新内若手伝承考育成研修発表会<
日程: 9月18日(火)
場所: 紀尾井ホール
出演: 鶴賀若狭橡、鶴賀伊勢次郎、他
主催: 新内協会 文化庁助成事業

小林幸子(歌手)×鶴賀若狭掾

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最近TV取材が続きます。
今回は演歌界のスター小林幸子さんとの対談です。
各界で活躍する著名人が、一度会ってみたい人を指名しフリートークをするといった番組で大人が満足できる実り多いトーク番組です。こちらはBS放送です。神楽坂の私の稽古場で収録致しました。
是非ご覧ください。

BS12 TwellV [トーク・ロック」
5月27日(日)18時~18時30分
第10回 小林幸子(歌手)×鶴賀若狭掾(新内浄瑠璃人間国宝)

鶴賀若狭掾 インターネットテレビに出演

フジTV系のインターネットテレビに鶴賀若狭掾が出演しています。

「大杉 漣の連写でGO」 神楽坂編 ④

http://misanga.fujitv.co.jp/episode/479

俳優の大杉 漣さんが神楽坂を散策する中で若狭掾の稽古場を訪ねて新内についておしゃべりする風景が紹介されています。

どうぞご覧ください。

伝承芸の真摯な取り組み - 新内若手伝承考育成研修発表会ご挨拶

伝承芸の真摯な取り組み

新内協会理事長 鶴賀若狭禄

日本伝統音楽の後継者不足により継承の危機が、各ジャンルを超えて叫ばれてから久しい。芸の種類によって事情や継承危機の内容が若干異なるが、先行きの心元なさは大同小異であり、各々頭を悩ませている現状であろうと思われる。その悩ましい問題を各流派が其々の方策や試行を重ね、各団体が一丸となり或るいは個人が危機感を抱いて精力的に活動している人もいる。そう言った個々の活動と、存続の危機を訴えてきた声が届いたのか、国も伝統芸能の衰退を由々しき事と認識したようで、その為の文化予算も増額されたようであった。然しその矢先に昨年の東北大災害によって未曾有の国難が起き、当然その復興復旧財源は莫大な予算を必要とする。そうなると先ず最初に削られるのが文化予算だそうで、これもまあ致仕方ないかなとも思う。だがその厳しい予算枠の中での今回の文化庁補助事業が行われる事となった。我が新内協会にも継承伝承者を育成養成する活動を支援しようとの事業である。誠に願ってもない文化庁からの有り難い申し出であり、その事業の主旨にそって新内伝承者を育成養成する事となった。

日頃から若手伝承者は芸道に精進し、芸の練磨には余念はなく師や先達から古典曲の本道を学び、現代の感覚を取り入れた新作にも取り組み、若い世代の新内ファンの増加に精励努力している。然し尚その上に新内の先輩方の指導養成を得て益々芸の向上を目指す。古手若手が一緒になって新内の継承に尽力するようにとの文化庁からの指導なのです。その研修した若手の成果の披露発表をするのが本日の会であります。

芸の修得向上はー朝一タで取得できるものではありません。日頃の弛まざる修練で技術を磨き、そこから芸に昇華する。語り手は喉を鍛え音色を増やし豊かな魅力ある声を体得し、三味線弾きはどのような曲にも対応出来る技術の習得、この喉と手の上達によって深遠なる芸への階段を昇り始める。その上人間性を高め心を修め、終着のない道のりを歩む。技術が伴わずして物語の心だとか登場人物の心情とか情景や叙情を表現できる訳はない。先ず形の有る物、形の見えるところからの確固たる技術を身につけてから芸への出発です。とかくこの社会で勘違いの多い精神論先行の悪癖が存在しているようです。芸は己との戦いであり他人との競争でもなく、また芸を金儲けの手段にしてはなりません。芸は売名欲や出世欲に囚われると質が落ちるようです。純粋に芸と対峙したいものです。当に芸は入なりです。これは若手演奏家に限った心得ではありません。私達全ての芸人は芸を通して人生修業の道を歩み、芸道精進を目指したいと願うものです。新内協会の若手も古手も共々に新内伝承に尽力し、芸の研鑽に真摯に取り組んで参ります。

末永く新内をご愛好頂きますように心から御願い申し上げます。

『日本の踊り・日本の音楽』 体験・鑑賞会  ◆育て次世代の伝統文化の担い手◆

現代に輝く伝統文化の美 第一回

1.日本の踊り 体験・鑑賞(日本舞踏)
2.日本の音楽 体験・鑑賞(新内)

【日時】 平成24年3月26日(月) 14時30分~16時30分
【場所】 八王子市クリエイトホール(JR八王子駅 北口徒歩5分)
【参加対象者】 親子(幼・小)、中、高、大学生、留学生
【入場料】 無料(下記へファックスにて申込みをしてください)
【申込み】 FAX 03-3851-7869 (松崎) 
【問合せ】 TEL 090-4367-7000 (花柳貴比日本舞踏研究所)

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鶴賀若狭橡通信

今年の冬は普寒かった時代を思い出させるような寒さですね。
昨年はバルト3国へ車人形と遠征致しました。ラトビア・エストニア・リトアニアと日本人には中々イメージできない馴染みのない国々ですが、治安安全・旧市街の美しさ、人々は文化的なものへの理解が深く、優しく、シャイで思いがけず日本人と相性の良い素晴らしい国々でした。
今年もいくつか海外公演のオファがきており、またの機会にご報告します。

若手伝承者育成研修発表会

120215.png若手伝承者育成研修発表会
文化庁補助事業

3月28日(水)
午後6時30分開演
紀尾井町ホール

全自由席 2000円

鶴賀若狭掾 新内お弾き初め

1201171.jpg平成24年2月26日(日)
午後12時半開場・13時開演・終演予定19時半
場所◆赤城神社ホール(赤城神社社殿地下1階)
出演◆鶴賀若狭掾他一門
   ゲスト 花柳貴比

★新宿区在住、在勤、在学の方
 このブログを見た方無料ご招待致します。
(当日受付にて申し出てください)

鶴賀若狭掾通信

毎日お寒い日が続いておりますが年初は如何お過ごしですか

世界が激変の中どのような世の中になるのか予想もつきません

難問山積のうちに私は新内道に活動を始めました

久し振りに私がNHKTVに出演を致します

昨日十二日に収録が済み、漸く私に正月が来ました

「らん蝶」と「明烏夢泡雪」の2曲のさわりを語ります

お時間がございましたらご笑覧下さい

        ~~~~~~

◆ 一月二十七日(金)午後十時十五分~五十八分

◆ NHKTV ② Eテレ 芸能百花繚乱「新内を味わう」

  浄瑠璃・鶴賀若狭掾

      三味線・新内仲三郎 上調子・鶴賀伊勢一郎  

 

ご挨拶 鶴賀流十一代目家元 新内節=人間国宝 鶴賀若狭橡

(12月18日 リサイタル)

日本国大受難の今年も残す処あと二週間となりました。私は其の国難の中を国内外で新内演奏活動して廻りました。
三月の東北大震災直後の困難な中をポーランド、十月にはバルト3国(エストニア・ラトビア・リトアニア)へ外務省の要請で海外公演に出かけました。ポーランドでは「蘭蝶」と日本舞踊二題と、本日の演目の「蜘蛛の糸」を上演しました。
またクラクフでは会場の皆様が真心善意にて集まった、震災への義援金をお預かりし、新聞社へ届けました。
バルト3国では八王子車人形と「八百屋お七」と「佐倉義民伝の甚兵衛の渡し」を上演。二度の遠征4国とも大盛況、大歓迎を受け日本伝統芸能に深い理解と大いなる感動を受けた様子で、鳴り止まぬ拍手とスタンデイングオベーションに我々の方が感激した次第でした。芸の外交による交流は両国間の相互理解を深め、温かい関係を構築し親睦の絆となると確信しました。文化庁文化交流使である者として幾分とも日本文化の紹介と平和外交のお役に立ったようです。すでに海外30数カ国の50都市以上を訪問していますが、もともと私は海外公演も好き外国旅行も好きなのです。
ですから少しも苦痛ではなく充分に楽しんで出かけております。今後も健康に留意しつつ、新内と日本伝統芸能の紹介と、多くの人達との素敵な出会いによって友好を深め、国際親善活動をして行きたいと願っております
また本年も文化庁事業の「次代を担う子供の文化技術体験事業」も十数校を廻りました。来年廃校になる小学校や、地震の被害を被った地域の学校をも訪問しました。次代の日本を担う子供の為にも、伝統芸能の普及伝承の為にも大きな役割を果たす素晴らしい事業です。然し事業仕分で年々国の文化活動が縮小されているのは残念です。
経済不況の中でまず第一に文化予算から削減されるとは情けないことです。有形で物を満たし、無形で心を満たす。
どちらも人間には必要不可欠です。
本日は日本の伝統芸能の上演で本年の締めくくりと致します。今回はポーランドで公演した「蜘蛛の糸」を上演します。
芥川龍之介が児童用に書いた小説で、小学校の教科書にも取り上げていますので、是非とも小学生に鑑賞して頂きたいと思って創りました。そしてこの曲は出演者全員で創り上げた作品であります。
古典の「石川五右衛門」は三段からの構成ですが、今回は≪まま子責め≫と≪お瀧殺し≫の二段を語ります。
≪釜入りの段≫は次回に回します。軟派との印象が強い新内節ですが、決してそうではなく、多種の曲目が存在する浄瑠璃である事を知って頂きたいと思います。
来年以降の日本は、世界はどう変革して行くのでしょうか。暗黒の幕明けになって欲しくありません。
世の中がどうであれ健康元気でいたいものです。皆様には住い新年でありますようにご祈念申し上げます。
本目は師走のご多忙の処をご来場下さいまして誠に有り難うございました。

天災人災の年

(12月4日 新内協会演奏会)

残すところあとーカ月の本年、新内を愛好賜る皆様には多大なご支援を頂き誠に有り難う存じます。
今年は大変な一年でした。芸一筋の私達の生活も世の中の動向情勢に左右されます。
今年ほど日本が災害に見舞われそして甚大な被害を被った年は戦後初めてであります。
今更言うまでもなく東日本を襲った大地震と津波は、多くの犠牲者と計り知れない被害の残酷な傷痕を残したのでした。
その後に大雨による水害でまたまた人命、家屋財産が流されて無残な爪痕が残りました。
この自然災害と原発事故の人的災害等による放射能汚染と財政危機。借金大国日本。TPP問題等。
世界ではヨーロッパの経済危機に伴う急激な円高。中国や北朝鮮との関係、アラブ諸国のクーデター、世界の隅々に問題を抱えているようです。
日本も世界の多くの国々もいつ経済破綻してもおかしくない危ない道をたどっています。
今後どのような情勢に変化するか予測がつきません。
来年は如何なる年となるのか、そして将来は:・。終戦直後の社会に戻るかもしれません。
それでも芸を愛好し芸を志す我々は、世の中に無関心ではいられませんが、健康で心豊かにそして愛の絆を深めつ、無心に芸に対峙し芸の道を歩みたいと思います。
本日の研修会にお忙しい中のご来場誠に有り難うございました。
師走の年の瀬を前向きに明るく元気にお過ごし下さい。来年も宜しくお願い申し上げます。

新内協会理事長 鶴賀若狭橡

鶴賀若狭掾 新内リサイタル

1218.jpg鶴賀若狭掾 新内リサイタル

2011年12月18日(日)
午後4時開演
紀尾井ホール
全自由席 5000円

第一部 蜘蛛の糸
芥川龍之介 原作
鶴賀若狭掾 脚色・構成

第二部 釜淵双級巴(石川五右衛門)

第2回新宿区 伝統芸能フェスティバル

1126.jpg

第2回新宿区 伝統芸能フェスティバル-稔の祭りと粋と華

2011年11月26日(土) 午後1時開演
牛込箪笥区民ホール
一般300円 中学生以下無料

第一部
萩原社中里神楽
戸塚囃子
江戸太神楽 丸一仙翁社中

第二部
鶴賀若狭掾 【新宿区名誉区民、国重要無形文化財保持者】
八王子車人形

伝統芸能普及公演:三味線音楽と日本舞踊

110919.jpg聞かせたい! 日本の音楽
見せたい! 日本の踊り

日付: 9月19日(日・祝日)
開演: 6時
場所: 神楽坂劇場(箪笥町区民ホール)
アクセス:
大江戸線「牛込神楽坂」A1出口歩0分、東西線「神楽坂」2番出口歩10分

チケット:
5000円(全席自由席)、学生・65歳以上 2500円

出演: 伝統芸能の会
鶴賀若狭掾(人間国宝)、鶴賀伊勢次郎、他
清本梅寿太夫、清本紫葉、他

演目:
長唄 島の千蔵
清本 山姥
奏風楽 花火八趣
新作 蜘蛛の糸(原作 芥川龍之介、作曲 鶴賀若狭掾)

 

問合わせ: 伝統芸能の会事務局 03-3363-2446 jinsyo.f@nifty.com

 

第2回 鶴賀伊勢次郎 新内若木会 教室発表会 

若木会110703.jpg第2回 鶴賀伊勢次郎 新内若木会 教室発表会

7月3日(日) 13時開演
神楽坂 赤城神社 参集殿
(東京メトロ 東西線神楽坂駅徒歩1分)

後見 鶴賀若狭掾(鶴賀流11代目家元 人間国宝)

特別ゲスト 春風亭一之輔(落語)

木戸銭 1000円

お問い合わせ 鶴賀伊勢次郎
090-5390-2447
isejiro@shinnai.jp

 

東日本大震災チャリティ公演に思う 

東日本大震災チャリティ公演に思う

新内協会理事長 鶴賀若狭掾

此の度の東日本大震災で亡くなられた方及び行方不明の方々に衷心より哀悼の意を表します。
また被災された多くの皆様に心よりお見舞い申し上げます。

三月十一日午後、地震・津波・原発事故が重なり未曾有の災害が起きました。国難の幕明きです。
天災は忘れた頃に来るとは云うものの、ある程度は予想されていたのですが、余りにも大き過ぎて人知の想定を遥かに超えたのです。自然界は小さな人間の及ぶところではありません。

人間は自然界に生まれ自然界の中で生かされている事を改めて認識し、自然界に畏敬の念を持ちます。
大いなる文明の発達で人間は自然界を相手にどこかで尊大になっていたかもしれません。
この自然災害が、英知を結集した検証によって今後どのように役立たされるかが重要です。

地震は地球の胎動ですから防ぎようもありませんし、地震に伴う津波の派生も必然の現象です。
然し津波の被害は過去の事故のデータにおいてある程度は未然に防げたと考えられます。

一方、原子力発電所の震災による事故は想定外では済まされません。世に出回っているその手の本を読めば解る事ですが、これは人災が事故の大方を占めています。政府や東電の事後対応についての批判はともかく、起こり得るべき事故の、発生後の被害の甚大さについて予測の認識の甘さが余りにも無責任でお粗末です。

放射能汚染による被害の影響は、原発周辺の方々は言うに及ばず日本の浮沈に係わる大災難です。
今や日本国民が物資や資源が豊富にあり、際限なく快適さと豊かさを享受出来ると錯覚していた過を悟り、無駄を省き高望みをせず謙虚に生きる自覚を持ち、経済状況の悪化や電力不足の対処に真摯に取り組みなくてはなりません。知足の心です。

新内協会では震災後直ちに義援金の百万円をNHK事業団を通じて拠出致しました。今後も更に芸人として何がお役に立てるかを真剣に取り組んで参ります。
協会員の皆さんは各々のお立場で災害復興に対してご支援をなさっていると存じますが、これから日本中にじわじわ困難苦労が迫って来る事が予想されます。

被災なされた方々には誠にお気の毒に存じます。あの惨状を伺い知る時、慰むる言葉も簡単には出ませんが、日本国民が夢と希望を持ってこの国難に立ち向かい復興に尽力し、そしてこの災禍が日本にとって福と転じさせる事がせめてもの我々の重要な使命役割と責任かと思います。歴史国家の日本国民は大いなる誇りと素晴らしい英知と努力による底力を発揮するでしょう。そして昔の日本人の美徳を取り戻したいと願います。

なおこのような時期ですので会の中止も考えましたが、チャリティ公演として開催を決定しました。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。本日はご来場誠に有り難うございました。

 

新内鑑賞会 6月5日 紀尾井小ホール

shinnai_kanshoukai.jpg 2011年6月5日(日)
紀尾井小ホール(東京都千代田区紀尾井町)

一部 開演13時
新内中興の祖 富士松魯中作曲の浄瑠璃
  • 佐倉宋吾郎 住家
  • 名物姥ケ餅
  • 明烏後正夢 下
  • 阿波の鳴門
  • 二部 開演16時
    新内の始祖 鶴賀若狭掾作曲の浄瑠璃
  • 明烏夢泡雪 上
  • 関取千両幟
  • 一の谷嫩軍記 上
  • 一の谷嫩軍記 下
  • 入場料 5,000円

    鶴賀 伊勢次郎日記 「アウシュビッツのガイドさん」

    鶴 賀 伊勢次郎です。

    初めましての方の為に自己紹介を少々。
    このHPの主である鶴賀 若狭掾の弟子であり、新内演奏家です。
    師匠が4回にわたってポーランド公演とこの度の大災害について述べていましたが、私もポーランドへ同行させていただきました。強烈に胸に刻み込まれた忘れられない旅になりましたねぇ。
    ということで、まずはアウシュビッツ。

    この残虐非道な歴史について、通り一遍の知識しか持ち合わせていなかったのだが、師匠が必ず行くと宣言したときには、関心はあるが、影響を受けやすい自分としては何かこう尻込みする感じがした。10代に広島や長崎の原爆歴史館に行ったとき、しばらく悪夢を見続けていた記憶があるのでね。

    バスで現地に着くと、もう午後3時を過ぎていて見学者も少なかった。ガイドの中谷さんという方に紹介され、皆彼の後から歩き始めた。私は緊張しながらも、なぜ中谷さんという方はここで日本人ながらガイドをしているのだろう。などと余計な事を考えた。年頃は40代半くらいかな。私と同じくらいの世代で、当然戦争も知らないし、なぜ彼は日本から遠く離れた、あまり馴染みのない国で、しかもアウシュビッツで・・・。なぜここにいるんだ?

    中学生くらいの子供の団体がいくつかあり、中谷さんの説明によると、いわゆるユダヤ人なのだそうだ。彼らにとってはひいおじいさんやひいおばあさんにあたる方が、この場所で殺されたのだ。ここは墓地でもあるのだ。

    この強制収容所はとても一日では回りきれないくらい広大なので、中谷さんの判断で誘導される。
    どういったものを私たちが見せられたかは、師匠の日記にもあるので細かくはここでは述べないが、だいたい皆さんの想像通りである。
    彼のガイドは、客観的で、分かりやすく、淡々として、自分の歴史観は一切語らず事実のみの説明に終始している。
    しかし、穏やかな語り口調の中に、彼の並々ならぬこの場所、この歴史に対する真摯な思い、感情を感じた。

    彼は歴史的事実というものを、ドイツ、ロシア、その他のヨーロッパの国々、日本、またはユダヤ人といわれた人々、それぞれの角度から説明してれた。常に客観的に。
    なぜこういった残虐非道な事が人間または一つの国家ができたのか?
    彼はそうとう勉強しているんだろうな。そして、ずっーと思索し続けているんだろうな。
    自分の見解を熱く語るガイドさんもたまにいるが、彼の客観的で穏やかなガイドのお陰で、冷静に最後まで歩くことができた。

    大勢の人達の亡霊にさいなまれると恐れていたが、逆に今までより、歴史をもっと学び、人間について怖気づくことなく思索し思考し続けようと勇気をもらった気がした。彼にその事を伝えると、「ここに来た人間の反応は様々だが、少なくとも僕はここにくると元気をもらうんですよ。」と答えた。彼がなぜこの場所のガイドになったか、とうとう聞けなかったが、今度機会があれば聞いてみたいな。

    アウシュビッツへ行こうと思っている方 ガイドは中谷さんがおすすめ!!地球の歩き方でも紹介されている有名なガイドさんらしい。大勢の人間達がここを訪れ、アウシュビッツは少し浄化されつつあるのかなあ。

    アウシュビッツ 中谷氏.jpg 右端の方がガイドの中谷氏
    アウシュビッツの門.jpg 余りにも有名だけどアウシュビッツの門「ARBEIT MACHT FREI」は働けば自由になれる。ナチスの騙しの演出だそうだ

     

     

    鶴賀若狭掾日記  《日本の大災害とポーランド公演記》 第4回

    日本の大災害とポーランド公演記

    第4回

    帰国して時差ボケも取れた今、真剣に如何に被災者の為に出来るか、どのような行動をすべきかを考えています。
    文化庁も芸団協も救援支援の呼び掛けを精力的に行っています。私も積極的に参加する意を表明しています。
    お亡くなりになられた方々に衷心より哀悼の意を表し、そして1日も早く被災地の復興を支援し、被災された多くの方々の救援と慰安に、各ジャンル芸術家とも連携を共にして行動にうつしたいと考えています。

    世界中が大きな難問を抱え苦労し、物心疲弊している中、多少の経済危機に直面してはいるが比較的平和で安定している日本の国民の多くが、平和ボケの安泰で、生活に満足心充足心がなく、あれが欲しいこれも欲しい、ああして欲しいこうして欲しいと不平不満の果てしない欲望。この世相の中での日本の大災害です。
    被災地は徐々に日本の底力によって復興していくでしょうが、原発事故が重なる非常の事態に、これからの日本は今までのような贅沢どころか、経済は悪化し物量は不足し、生活の根底をなす水、電気、ガスそして食料も需要が賄えなくなり。節約と耐乏生活を強いられます。

    この戦時の状況の中で国民全員がどう対応していくか、どう生き抜いていくのか。人ごとではなく自分も反省し、受難後の日本の世に各々が生活を一新し、心の持ち方を考え直す国難の非常時であると思います。日本中の苦しみです。日本中の哀しみです。

    知足 《足るを知る》知足の精神。即ち欲の増大により満足を覚えない、足る事を知らぬ私利私欲。快適さの飽くなき追求。
    知足の心。足る事を知らぬは者は、幸せを得られない貧しく苦しく哀れな心。
    足る事を覚え、感謝の精神を以て援け合い、豊かな心で希望の光を持ち続けましょう。
    皆で新しい世の中に向かって心機一転、そして明るく生きて行こうではありませんか。
    原発事故も含めて今後の被害状態は計り知れません。苦難の日本は過酷な生活が待っています。
    日本人の英知、努力、勇気、思いやり、優しさ、勤勉さ、誠実さ、団結心、忍耐強さ等日本人の美徳を発揮し、結集して立ち向かいましょう。日本人は優秀です。
    この災害を機に、日本人の美徳を取り戻しましょう。日本人は挫けません。そして1日も早く復興を成し遂げましょう。日本人は負けません。

    終わりに今回のポーランド公演に際しまして、在ポーランド日本大使及び大使館員の皆様、クラクフのマンガ館々長のボグナさん、通訳のヴィオラさん、アメリカ領事ご夫妻、滞在中ずっと世話して下さった松崎さん他スタッフの皆様と公演の協賛をして下さったIDの船越社長、㈱サミーの中山社長の両氏。以上の皆様には大変お世話になりました。
    厚く感謝御礼を心から申し上げます。有難うございました。

    鶴賀 若狭掾

     

     

    鶴賀若狭掾日記  《日本の大災害とポーランド公演記》 第3回

    日本の大災害とポーランド公演記

    第3回

    その会場にはマンガ館々長達の発案で日本の大災害支援の為の募金箱が設置されたのでした。そして集まった義援金が日本円で約30万円以上でした。入場者の殆どが学生や若者達で、その乏しいお財布から頂いた尊い義援金です。何と温かいお志でしょうか。胸が熱くなりました。
    アンコール曲を演奏後、観客に向かい日本語ですが日本国を代表しての気持ちで御礼の言葉を述べました。そして必ずやこの貴重な支援金を生かすべき被災地なり、支援機関にお届けする事をお約束をし、お預かりしてきたのです。
    そして日本が復興した目途が付いたなら、またクラクフへ再び戻ってお礼の公演をする事を約束しました。大きな拍手を頂きました。必ず来よう...と心に誓いました。

    マンガ館の館長さんより義援金を受け取る.jpg マンガ館の館長さんより義援金を受け取る
    観客からの義援金領収書にサイン.jpg 観客からの義援金領収書にサイン
    マンガ館舞台上で.jpg マンガ館舞台上で

     

    また前日の夜、アメリカ領事館から私達一行がレセプションに招待されました。領事夫人が日本人で是非我々を招いて食事をしたいとの申し出を受け、全員で出席しました。この席は本来、我々一行8名だけが招かれる会であったのですが、日本の大災害を知ってクラクフ市の著名な方が50名以上集まりまったのです。
    アメリカ領事が日本の災害の実情を話され「日本の復興支援をしましょうと」呼びかけていました。そしてご来訪者に募金をお願いしていました。お礼を込めて新内を語り日舞も披露し、尺八も演奏し、私がお礼の挨拶を述べました。
    世界中が支援を申し出ていますが、大の親日国であるポーランドの国民の多くが、この度の日本の災難に優しい関心を寄せ、心配と同情を寄せている事が滞在中に感じました。

    在クラクフアメリカ領事ご夫妻と.jpg 在クラクフアメリカ領事ご夫妻と
    在クラクフアメリカ領事館でのチャリティパーティ.jpg 在クラクフアメリカ領事館でのチャリティパーティ
    在クラクフアメリカ領事館で.jpg 在クラクフアメリカ領事館で

     

    クラクフで忘れ得ぬ感動した出来事がありました。リハーサルを済ませて会場からホテルへタクシーで戻りました。ホテルの前で降車すべく乗車料金を支払おうとしました。すると40代位の運転手さんが「日本が大災害を受けたので、私の心ばかりの支援ですので、タクシー代は結構です。復興に頑張って下さい」と云われました。一瞬言葉を失いました。驚きました。感動しました。同乗の女性は泣いてました。
    何と優しい心でしょうか。滅多に出来る行為ではありません。果たして自分はこのような時に、こういう心を使えたでしょうか。ドネイト精神を発揮出来たでしょうか。丁寧にお礼を申し上げて降車してから、運転手さんのお心使いが嬉しかったと同時に何か自分が気恥ずかしく思い、考えさせられました。そして私の人生観が少し変わりました。

    心に残る美しい出来事でした。(第4回へつづく)

     

     

    鶴賀若狭掾日記  《日本の大災害とポーランド公演記》 第2回

    日本の大災害とポーランド公演記

    第2回

    クラクフはワルシャワから約300キロ南へ行ったところで日本の京都のような古都です。
    ホテルへ入ってからすぐ車で強制収容所のアウシュビッツへ出かけました。
    今回の訪問でどうしても見学をしたいとお願いをしていた場所です。今に残る大量虐殺の行われたアウシュビッツ強制収容所の建物。何の罪もないユダヤ人やポーランド人達が捕えられ連行されてガス室へ送られ殺された20世紀最悪の悲劇の場所。箱詰めされ何も判らず知らずに乗せられて来た汽車の鉄道の線路が悲しげに今も引かれてあった。ここが列車も人生も終着駅。そのまま殆どがガス室へ。幼い可愛い無邪気な子供たちも...。

    収容者棟の中には数多くの遺品が展示してあります。馬小屋の中の貧しい木ベット、横に並んだ簡素なトイレ、拷問室、ガス室、見張りに鉄条網が、今尚地獄を感じさせる建物と雰囲気に身の毛がよだちます。人は何故非道の悪魔になれるのだろうか。この余りにも理不尽な残虐な行為は、どういう神の思惑なのでしょうか。いつの世にも繰り返される人間の恐ろしい狂気の蛮行です。皆それぞれ沈痛なる面持ちにてクラクフのホテルへ戻ったのでした。

    アウシュビッツにて 1.jpg アウシュビッツにて2.jpg アウシュビッツにて

     

    日本では大被害の中にありますが、クラクフで公演が出来る事に取り敢えずホットしました。そしてやはりチャリテイ公演となっての開催となりました。
    日本の大災害は勿論大きく連日報道されています。我々の訪問も新聞やテレビ等で報道されていましたし、私もテレビや新聞社のインタビューを受けました。
    その報道もあってか会場は、当日になっての入場者が殺到して大入り満員となったのです。会場は「日本美術技術博物館マンガ」で、ここは1987年に日本が援助し日本人の建築家磯崎新先生が設計して日本の美術技術を紹介する為に建てられたのです。マンガとは葛飾北斎の浮世絵の漫画絵からとった名前であります。ポーランド人がいかに日本に興味を抱いているかが分かる美術館です。

    この度の公演のテーマは「日本の伝統音楽・舞踊の美」として番組編成としました。訪問した出演者一行の団長の私は新内の浄瑠璃を語り、三味線は鶴賀伊勢次郎と新内勝志壽、舞踊は副団長の藤間仁章と花柳貴比、箏は富元清英、尺八は吉岡龍見そして鳴物は藤舎朱音の8名。演目は新内の素浄瑠璃「らん蝶」。「雪」は新内舞踊で立ち方は花柳貴比、「万歳」は地歌ので立ち方は藤間仁章、唄と箏は富元清英、尺八は吉岡龍見、鳴物は藤舎朱音。そして全員参加の芥川龍之介作・鶴賀若狭掾脚色・作曲・構成の新作「蜘蛛の糸」の4曲。ショパン生誕200年記念事業ですので、しっとりと聴かせ観せるシビアな作品を選びました。
    ポーランド人は大変に日本大好きな国民で、日本の文化芸術をよく学んで理解しております。ポーランド人と日本人は気質や感性が良く似ているように思われます。当地を初訪問しました私も短期間でしたがそう感じ、親しみを強く覚えました。演目の選定も良かったと思います。公演は字幕を出しませんでしたが、観客(99%ポーランド人)の皆さんが、曲の内容を正確に理解してくれたようです。終演後のパーテイでそれを実感しました。公演は観客の心を捉えて、大成功であったと確信しています。

    世界的な映画監督で日本でも多くのフアンを持つワイダ氏は、この公演を大変楽しみにしていらしたのですが、ワルシャワ公演が中止を残念がっていらしたようです。クラクフへはワイダ監督の代りに奥様がお越しになり感動し、賞賛を受けました。私達が感動しました。(3回目に続く)

    新聞社の取材・マンガ館にて.jpg 新聞社の取材を受ける(マンガ館にて)
    クラクフ公演・蘭蝶演奏.jpg クラクフ公演 蘭蝶
    クラクフ公演のレセプション・ワイダ監督の奥様(右手前).jpg 公演後レセプションでワイダ監督の奥様と(右手前)

     

     

    鶴賀若狭掾日記  《日本の大災害とポーランド公演記》 第1回

    日本の大災害とポーランド公演記

    第1回

    悲しみは突然にやって来ます。
    天災は忘れた頃にやって来る。いや日本人は忘れてはいません。
    日本は災害の国です。毎年毎年、地震台風水害が各地で起きてます。
    然し今回の天災は余りにも大き過ぎて想定外であり、人間の予想をはるかに超えたのです。
    自然の壮大な力は人間の想像や頭脳の限界を遥かに超えたのです。
    過去に体験した如何なるデータも人間が考え得る憶測でしかありません。
    自然の恵みも怒りも神の領域であります。
    云って見れば人間にはそれらは防ぎきれません。自然界は人間の力の及ばぬ所です。
    然し人間の知恵で最小限に防ぎ得る事も可能です。
    今回の大震災はどうであったでしょうか。
    こらからの英知を結集した検証が今後にどう生かされるかが人間の出来得る最大の限界です。

    戦中の東京大空襲のあった3月10日の次の日の3月11日午後に勿論天災は突然襲って来ました。
    そして我々日本は戦後最大の危機に直面したのです。日本の受難の幕明きです。

    その翌々日の13日に私は昨年から企画されていた在ポーランド日本大使館主催のショパン生誕200年記念事業公演の為にポーランドのワルシャワへ飛び立ちました。その報告を簡単に記したいと思います。

    複雑な思いで成田空港に向かい、前日欠航し、この日も飛ばないだろうと予測しつつ、それでも高速道路も通行可能で空港に車を運転して行きました。フィンランド航空で予定通りの出航です。
    日本も心配、残す家族も案じられる。然しポーランドの2か所ともチケットはソールドアウトでもあり、芸人として日本人としてキャンセルは出来ない...そんな思いの8名が日本をあとに飛び立ちました。ヘルシンキでトランジットそしてワルシャワへ到着。余程の厳寒と思っていましたが、それ程の寒さではなく一先ずホットしたのでした。
    明くる日、会場にて現地のスタッフと出演者全員で舞台の照明や音響や大道具の仕込み、そしてリハーサルにかかる段取りになった昼食後でした。
    日本大使館から公使が沈痛な面持ちで入って来ました。公演中止の命令の知らせで来たのです。外務省通達で世界中の日本大使館の文化行事は当分(期限なし)中止と決定されたのです。
    でも 何故・・・チャリテイでもよいのに・・・と落胆の8名。でも考えてみれば致し方ない事と全員寂しく舞台撤退となりました。

    ワルシャワの劇場にて打ち合わせ ワルシャワの劇場にて打ち合わせ
    公使より公演中止を告げられる 公使よりワルシャワ公演中止を告げられる
    公演中止決定の後皆で演奏 公演中止決定の後、皆で演奏

     

    本番のある筈の15日は浮いた気持にもなれずに市内を少し観光しました。
    ワルシャワは第2次世界大戦でドイツ軍に徹底的に跡形もなく破壊された都市でした。
    丁度この度の大津波によって壊滅状態になった太平洋沿岸の街と同じ状態です。
    それが市民達の大いなる努力によって少しずつ復興し、現在ではほとんど以前の街並みに復元されています。そして今でも修復工事が続いているのです。
    ワルシャワは中止を余儀なくされましたが、クラクフは催行するとの決定の知らせが入り勇躍、明朝公演する事となったクラクフへ汽車での移動。久し振りにコンパートメントの車両に乗りクラクフ市に向かいました。(第2回に続く)

     

     

    五代目望月朴清襲名披露演奏会に出演 3月28日

    望月1.jpg望月2.jpg昨年立ち上げた「鼓舞糸(こぶし)の会」のメンバーの一人である望月朴清さんが「五代目望月朴清襲名披露」の会を開催いたします。

    日時★平成23年3月28日

    1部◆午前10時45分開演
    2部◆午後4時開演

     

    2部の1番目に鶴賀 若狭掾が「ご祝儀 子宝三番叟」を演奏致します。
    ちなみに弟子の鶴賀 伊勢次郎が太鼓の初舞台です。

    詳細とチケットのお申し込みは下記リンクから。
    http://www006.upp.so-net.ne.jp/bokusei/bokusei5/events/event_hohnokai02.html

    望月朴清公式HP
    http://www.bokusei-5th.com

     

    ポーランド公演に行きます

    ポーランド1.jpgポーランド2.jpg3月13日~3月20日までポーランド公演に出かけます。

    ショパン生誕200年を記念してコンクールや音楽イベントが多く開催されており、在ポーランドの日本大使館より招待のお誘いを受け、日本の伝統音楽を紹介するまたとない機会を得ました。

     

     

    公演内容は鶴賀 若狭掾が昨年創作した芥川龍之介の「蜘蛛の糸」
    新内を軸として和楽器と舞踊から構成された音楽劇。
    さらには、新内の代表曲の「蘭蝶」を素浄瑠璃で。
    舞踊の演目として地歌の「ゆき」これは鶴賀 若狭掾が歌います。(新内風のゆきもとってもよいですよ)

    ポーランドの方は非常に親日的で、日本の文化の精神性の深さに興味を持っているようです。
    能の公演などはよく開催されているようですが新内は初めての試みでどのような反応を得られるのか怖いような楽しみのような・・・。
    土産話を楽しみにしていてください。

    渡航メンバーは
    新内★ 鶴賀 若狭掾、 鶴賀 伊勢次郎、 新内 勝志壽
    舞踊★ 藤間 仁章、 花柳 貴比
    箏 ★ 富本 清英
    尺八★ 吉岡 龍見
    囃子★ 藤舎 朱音

    鶴賀若狭掾日記

    photo1.jpg昨日は母の日。父の日のイメージよりほのぼのとして暖かい感じがするな。誰にでも母はいる、誰にでも母はいました。私にも素晴らしい母がいました。生まれてから一度も離れたことはなく、ずっと一緒に生活してきた母でしたが、その母が79歳で急死した。前の日まで元気でいたのに朝になったら冷たくなっていました。余りにも突然でした。そのとき私は仕事で留守していたのでした・・・。芸人は親の死に目に会えない・・・ト母の最期の教えだったのでしょうか。今思い出しても悲しく辛い、一生その思いは消えないと思う。今子供は2人とも親となり孫も3人になった。彼らの長として出来る限りのことはして上げたいと思っている。それには健康でいなくてはと生活習慣に留意しなきゃあね。自分の為にも。

    裕子から花が昨日君子に届き、重行一家も花を持って来たので6人で五十番へ出かけて食事をした。佳吾と怜児の賑やかで動き回ること、元気元気で楽しく疲れた。孫のうち誰が新内を継承してくれるのかな。頼むよ。お願いします。